伊勢崎銘仙の特別講義!

只今開催中の
Isesaki Meisen 展で展示させて頂いている着物をお借りした

伊勢崎銘仙プランナーの金井珠代さん
いせさき銘仙の会 代表世話人 杉原みち子さん
に特別講義をして頂きました!


まずは、素敵な銘仙の羽織に袖を通したかわい子ちゃんたちをパシャり!



コレクターであるのお二人のトークも息がぴったりで、
終始会場は和やかな雰囲気でスタートしました!



伊勢崎銘仙はくず繭を使用したことで
一般の人もシルクの生地を身につける生活ができ、
カジュアル着として愛用されていたそうです。



また様々な絣の種類も教えて頂きました!



次に生産工程です!

なんと経糸の状態で型染めの捺染をし、

さらに緯糸は板に巻いた状態で捺染。


そしてやっと、染まった糸同士が交差し合い、最終的な柄が織られていきます。
ものすごい技術です。

この他にも十数工程あります。
それぞれの工程で職人さんがいらっしゃり、街全体で織物をつくり上げる。

これも日本の織物産業の特徴です。

現在では整経屋さんが無くなってしまい
伊勢崎銘仙は生産できないものになってしまったそうです。



ですが、そんな状況にも関わらず
今回、金井さんはたくさんの着物や羽織を持ってきてくださいました!

貴重な端切れに学生も興味津々です!






なんと先生たちも試着!
(関先生お似合いですね〜)

この留め紐は組紐だそうで、結ぶとまたこれがとっても素敵なんです!



学生たちも気になる柄を見つけて羽織ます!


3年生のメンズたちもなかなかいい感じ!


4年生はなんだか艶やかですね〜さすが上級生!



実際に伊勢崎銘仙の大胆な色柄、素材感、技術を目の当たりにし
講義スタート時とは全く違う表情の学生たち!


金井さん、杉原さん
とても素敵な講義をありがとうございました!





「Isesaki Meisen」 展はCSギャラリーで
明日、6月15日(土)までの開催です!
貴重な機会ですのでお見逃しなく!







鵜飼



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