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6月, 2018の投稿を表示しています

1年生授業紹介〜羊毛でフェルト制作〜

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こんにちは! 夏が始まろうとしているこの頃ですが、 今回は羊毛を使った手形のフェルトを制作する1年生の授業をご紹介します! まずは手形の梱包材(プチプチ)の上に 様々な色彩の羊毛を積層させていきます! 大胆に色を分割したり、ミックスした羊毛を綺麗に置いていたり、、 縦横チェックのような重ね方をしていたりと、 各々の個性が出ていますね〜! そして温かい石鹸水をかけ、手でこすっていきます! 摩擦により羊毛が絡まり合ってフェルトになっていくのを 手で感じることができるのがこの授業の楽しいところですね〜 立ち上がり本気モードです! そして中に手を入れ立体的な形に仕上げていきます! こちらは白菜をイメージしているそうです! ユニークですね〜出来上がりが楽しみです! みんな真剣です! そして完成したのがこちら! 手の動作など仕上げ方によっても様々なフェルトになります! 手形だけでなくお花やブローチなど、いろいろなものに展開できる羊毛フェルト、 ぜひお試しくださ〜い! 鵜飼

鈴木マサルの傘 POP UP STORE!

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こんにちは! とうとう梅雨がはじまりましたね! そんな時には!! 心弾むテキスタイルの傘を持ち歩いてお出掛けしてみるのはいかがでしょうか? ただいま 鈴木マサルの傘 POP UP STORE が開催中です! 今回ご紹介するのは東京・代々木八幡にあるCASE GALLERY 雨の中に立ち並ぶカラフルな傘。 素敵な外観に思わず見とれてしまいます! 雨の正体はこちら! 実はリピートもついているそう!かっこいいですね〜 そして中に入ると傘が沢山並んでいます! 傘を開くとどんな柄が飛び出してくるのか、、、 ワクワク・ドキドキできる展示になっています! この日はオープニングパーティー! あいにくの雨でしたが、 逆に絶好の傘日和となった会場は沢山の来場者でいっぱいです! 鈴木先生も引っ張りだこで大盛況なご様子! そして助手の私たちも傘を広げてパシャり! 今回も新作が沢山出ていますので こんな感じで、傘を開いて 雨の日のモチベーションを上げてみてはいかがでしょうか! 鈴木先生、ありがとうございました! 鈴木マサルの傘 POP UP STORE ただいま2会場で同時開催しております! お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください〜! ■東京会場 日程:2018年6月15日(金)~7月1日(日) 営業時間:11:00~18:00 ※金土日11:00~19:00 会場:CASE GALLERY 住所:東京都渋谷区元代々木町55-6 TEL:03-5452-3171 ■松山会場 日程:6月16日(土)から7月29日(日) 営業時間:10:00~19:00 ※定休日:火・水曜 会場:MUSTAKIVI 住所:愛媛県松山市大街道3-2-27 美工社ビル1F/B1F TEL:089-993-7496 鵜飼

野口染物店で藍染!

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今年も3年生の織専攻で八王子の野口染物店様へ藍染に伺いました! 創業210年の歴史のある工房です。 現在は6代目の野口汎さん、7代目の野口和彦さんのお二人で染められているそうです。 まず、汎さんからご説明していただきます。 今回は、中国とスイスからの留学生も一緒です。 みんな初めての藍染で緊張です・・・ 絣の糸や、絞り染めの生地を染めました。 藍染は空気に触れると藍色へ変わって行きます。 浸すと緑のような色ですが、出すとじわじわと藍色に変化して行きます! 自分の好みの色を出す為に、 染めて干し、また染めて・・・と何度も染色していきます。 藍釜によって色の変化もあります。 みんなゴム手袋をつけていますが、 中には手も藍色に染めて楽しんでいる学生も! ある程度染めてから水洗し、日光に晒して乾かすと色が定着します。 濃色はこの作業を繰り返します。 シャツを持参している学生もいます! 天然藍のシャツは素敵です! みんなとても積極的です! 最初は緊張していたけど、 どんどん楽しくなって来ました。 野口さんでは、 長板中型という技法で浴衣を染めています。 生地の表と裏の両面に型紙を置き、糊で防染し、 藍釜で染めます。 型紙はこんなに細かいです! 頑丈な和紙を切り抜いているそうですが、 レースのように向うが透けて見えます・・・ これを生地の表と裏でぴったり揃えるのは想像もできないような技術です! 糊は赤く色をつけて分かりやすいように工夫しているそうです。 この方法は野口さんしかしていないそうです。 全国でも数が少なくなってしまった技術です。 現在は職人を育てる環境を作るのが大変なようです。 型紙も江戸時代と比べると、失われた技術がたくさんあるそうです。 とても貴重な体験をしました。 ありがとうございます! 手もキレイに染まりました! 奥から、関先生、留学生のアンナ、そして岸本です・・・ 生地や糸はどのように染まったのでしょうか? 作品講評が楽しみです! 岸本

ファーストコンタクト!

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今年もやって来ました! ファーストコンタクトです!! 開催日 : 2018年6月9日(土)、10日(日) 13:00~16:00 プレゼン会場 : 12号館(101教室、201教室) 相談会場 : 9号館(CS-Lab) ※予約不要(直接会場へお越しください) 東京造形大学への入学を考えている方向けのイベントです。 (特にAO入試や指定校推薦などの特別入試を考えている方々!) 専攻ごとに相談会や、 教授陣による説明会があります。 (今年も鈴木マサル先生です!) 今年はかなりたくさんの作品を展示しました! これを見るだけでも来る価値があると思います。 ポートフォリオをご持参いただければ、具体的なアドバイスができます! また、合格者のポートフォリオを見ることもできます。 スタッフとして実際の合格者の学生がいるので、 合格したその後の話も聞けるかも・・・ 年に1回しかないイベントです! しかもテキスタイルは比較的ゆっくり話せるのでオススメです。 鈴木先生、清家先生、 助手の鵜飼、岸本、スタッフの学生、みんなでお待ちしています! 是非いらしてください! 岸本

中間講評&卒業制作!

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6月になりました! 1年も半分過ぎていきました・・・ 早速3年生の染表現の授業の中間講評がありました! 染織に分かれてから初めての課題、プレゼンです! 3年生になり 念願の 本格的なシルクスクリーンプリントを学ぶことができます! 今回はオパールプリントという 繊維を溶かして柄を出していく技法と 反応染料を用いて単色のプリントをするといった課題です! こちらはフレームをテーマに柄をおこした作品です。 単色プリントで染めた生地はスカートとバッグにして提案しています! お似合いですね〜 この作品は植物のシルエットを大胆にプリントした生地です。 リピートのつけ方、バランスをもっとこうするといいのでは! と、鈴木マサル先生からのご指導! 雨の雫をモチーフにしたこの作品は オパールプリントの透ける特性とマッチしていて まさにガラスに滴る雫のようでした! こちらは数列をテーマにデザインをした作品です! 癖のないバランスのとれた数字の配置はお見事! 彼女は今後、このオパール生地で服を制作するそうです! どのような服になるのか楽しみですね〜 織専攻の4年生は卒業制作が本格的になって来ました! 各々コンセプトを固め、プレゼンをしました。 ニットを研究する学生もいます! とても有機的に見えます。 どんな構造なんでしょうか・・・ こちらの学生は様々な技法にチャレンジしています。 織る、編む、結ぶ、縫う・・・ 糸偏のつくテクニックに着目します。 こちらは日々のドローイングがデザインソースです! 今年の卒業制作は人数的にもかなりのボリュームが期待されます。 お楽しみに! 岸本 鵜飼