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大橋先生指導ゼミ のれん展、はじまりました!!

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大橋先生指導ゼミ生による  のれん展  が今日から開催中です!! 今回の、のれんは全てブロックプリントという手法を用いて染められています! ブロックプリントとはインドの伝統染め技法で、木片に手彫りで版を作り、 (今回ののれんには発砲スチロールやスタイルフォームを使用しています。) スタンプの要領で染料を付けて生地に押していく技法です。 手作業から生まれるかすれや滲み、柄のずれなどが生む素朴な温かみが魅力的な技法です。 のれんならではの大胆な構図とどこを切り取っても味わいのあるテクスチャーによりとても迫力あるのれんに仕上がっています!!! 展示場所は大学内の12号館(院棟)と3号館をつなぐ連絡通路で開催されています! 秋晴れの日の光と心地よい風のなかにカラフルなのれんが映えていて、 いつもの味気ないただの連絡通路が素敵な空間に仕上がっています!!! 展示は 10月5日(月) までです! ぜひみなさんものれんをくぐりに行ってみてください〜! 吉本

ゆかた展 始まりました!

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現2年生が1年生時に制作した浴衣の展示が今日から大学内CSギャラリーにて開催中です!!!! ギャラリー内は現2年生が大橋先生の指導のもと、制作された浴衣がズラリです!    こちらの反物もとても綺麗です!  今回は絞り染め、板締めと2種類の技法をそれぞれが駆使して制作されています! 絞り染め とは、布を糸で括ったり、縫ったりして、その部分に染料の浸透を防ぎ模様を表す染色方法です。 特に、生地の表面に出来る凹凸や立体感などの感触、染めた時のにじみや、ぼかし具合など、とても 味わいなのある染め上がりになります。 こちらは絞り染めの浴衣 こちらも絞り染めの作品です。 絞り染めはこのように絵を描くように模様を染められるのも魅力の一つです。 こちらは板締めの作品です。 布を屏風 畳みにし,両側 から型板 をあてて かたく縛って染色液 に浸し、板の型にしたがって白く抜け、 染め模様 ができる染色方法です。板を当てて染めてできる直線的な模様が特徴です 中には絞り染め、板締めの両方を施した作品もあります!! 絞り染めか板締めかを見分けるポイントはうっすらついているシワが、 くしゃくしゃの絞りジワ→ 絞り染め 直線的な折りジワ→ 板締め というような感じで見分けられます! この二つの染め方はこの他にもたくさん魅力がありますので、ぜひ間近でご覧になってみてください〜! 展示は 10月3日(土) までです!! ぜひご覧ください〜!  吉本

特別講義 榎本先生によるドローイングワークショップ!

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今週の水曜日、9日に大分県立美術館で教育普及活動をされていらっしゃる榎本寿紀さんをお迎えし、ワークショップを開催して頂きました! 榎本さんは目黒区立美術館でワークショップ・エデュケーターを22年間務めた後、現在は大分県立美術館にて様々なワークショップを開催し、教育普及に務めていらっしゃいます! 今回は2年生の後期課題である綴れ織り(つづれおり)の原画となるドローイングを制作します。 ドローイングの手法は様々にありますが、今回は ”名前” から始めるドローイングです! 今回使用する画材はカラーインク、クレヨン、漂白剤です。 まずは全員にA2サイズの画用紙を配布し、その画用紙を名札だとし、自分の名前を描きます。 制限時間は8分間、字体、色数、構図は自由です。 描き終わった名前を並べてみます ここでなぜこの字体なのか、なぜこの構図なのか、なぜこの色を使ったのかを一人一人、発表していきます。 描いているうちは無意識だったけど、たぶんこの色が好きだから…… 今日は雨が降っているから…… 派手なものが好きだから…… 自分の名前が読みづらいからローマ字で…‥ 自分の名前のひらがなの形が好きだから…… などなど 様々な意見がでてきました! さて次はこの名前のドローイングを読めなくする、見えなくするにはどうしたらいいのか?ということにつて考えます。 先ほどとは正反対の意図の質問に学生も少々困惑気味、、、 前の人が言った意見はダメという条件で23名の生徒が3回ずつ意見をだし、全部で69通りの案がでてきました! 名前を塗りつぶす、 漂白剤で消す、などという意見から、 ドローイングを破る、裏返す、捨てる、 紙飛行機にして飛ばしてしまう など、様々な意見がでてきました! 頭がやわらかくなったところで、早速描いた名前を読めなくなるようにします! 本日用意された画材を使用するということを条件とし、手法は自由です。 榎本先生に刺激をもらったみんなはどんどん思い思いに描いていきます。