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12月, 2018の投稿を表示しています

3年プレ卒制染織合同講評!&須藤玲子先生最後の授業!

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とうとう12月も後半! 授業も大詰めで、工房内も盛り上がっています! そんな中、3年生の合同講評がありました! テキスタイル専攻では、3年の後期から卒業制作を意識した作品を制作します。 この学年は人数が少ないですが、パワーはあります! では、プレゼンと作品の様子をご覧ください〜!  捺染の技法を用いた生地で、インスタレーション!  こちら、実は光ファイバーの素材が織られており、発光する服なのです!  先生たちの討論にも熱が入ります! 新しい染め技法をチャレンジしています! 清家先生興味深々! こちらは、ゴミをゴミでなくすことをテーマにした作品です。 捨てられるはずの糸が、松本さんの手によって生まれ変わります!  そして、なんと。 この授業をもって須藤玲子先生が退任されてしまいます。。。 東京造形大学の織をここまでレベルの高いものにしてくださったのは、 誰が言うまでもなく、須藤先生です。 最後に温かいお言葉をいただきました。  この学年はあと一年というところで、退任されてしまうので とても名残惜しいです。。。 が、しかし! みんなならきっとものすごい素敵な卒業制作を作り上げてくれるはずです! 須藤玲子先生、本当にありがとうございました!!! また、 今回は今後がとても期待できる講評会でした! 3年生お疲れ様でした! そして1月19〜20日は 4年生、大学院2年の卒業制作展です! 只今全力で制作中ですので、是非当日は会場へお越しください〜! 鵜飼

「 Ori Ami Knits 」須藤玲子ゼミナール作品展2018開催中!

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ただ今、12号館(院棟)1階のZokeiギャラリーにて 「Ori Ami Knits」の展示を開催中です! 大橋重臣先生(オオハシ・バンブーワークス)のご指導により、 巨大な「輪弧編み」に挑戦しました! 輪弧編みとは、 縄文土器の底部にもみられる編み模様、 放射状に広がる編み方がとても美しい「輪弧編み」です。 その技法は、編み始めのバーと、編み終わりのバーに対して 常に「 3本潜り一本のせ」の技法で編んでゆきます。 組み 編み始めと、 編み終わりの接続を平面で編むのは大変ですが、 バーの潜る本数を増やしていくと、輪が小さくなり、 潜る本数を減らせば、輪は大きくなるのです。 また、 バーを増やすと輪が大きくなるので、目的の寸法になるように、 編み方、バーの本数を増やすことで様々なアレンジが可能です。 今回は須藤玲子ゼミナールの4年生6名が 3つの大きなアートピースを作り上げています! 迫力もあり、繊細な構造を持つ編みの表現は 織物とはまた違った味わいを持っています! 2013年にスタートした編みゼミナール、研究テーマは「 ori・ami ・knits」。 人の手、あるいはその延長にある道具による 「 編み」、「織り」の基本的な構造を理解すること。 そして編み技法、織り技法、あるいは素材を変えることにより 風合い、形状が変化することを実証する目的で開講しています。 本年度は前期に「機械編み」、後期には「竹編み」 に挑戦しています。 本日12/13~12/14     11:00までの開催ですので ぜひ大学院棟1階ZOKEIギャラリーへお越しください! また作品の制作風景を少しだけご紹介します! まずは竹を使用して小さな輪弧編みを体験しました! 本番はポリカーボネートを用いて制作しました!   そして、ご指導頂いた大橋重臣先生には 一年生にも「籠編み」をレクチャーしていただきました!

博士審査展!

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現在東京造形大学附属美術館では、 博士課程の審査の展示をしています! 型染めの研究をしている、 顧 真源(こ しんげん)さんが美術館半分を使って展示をしています。 一つの型紙で、広幅と小幅を染め上げています。 中国の藍と日本の藍の違いの研究もしています。 糊についても、1年間研究しています。 実際にぜひ美術館で見ていただきたい内容です! テキスタイルの学生は必見です。 2018年12月10日(月)-12月22日(土) 休館日:日曜 開館時間:10:00~16:30(入場は16:00まで) 入館無料 詳しい情報は東京造形大学のWebサイトでもご確認いただけます! https://www.zokei.ac.jp/news/2018/9443/ 岸本

Gali Cnaan教授の特別講義&4年生最終ミーティング!

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冬も本番になって来ました! とても寒くなったので、みなさん体調に気をつけてください。 さて、先日イスラエルから来られた、 シェンカー大学テキスタイル学科長のGali Cnaan教授が 講義を行ってくださいました! Gali Cnaan教授はシェンカー大学を卒業後、 金沢美術工芸大学修士課程にて絣を学ばれました。 その後、アーティスト・デザイナーとしてご活躍されています。 構築・脱構築を柱として、布を解体し、再び織る作品を発表されています。  様々な作品をスライドでもご紹介いただきました! なんでもない布を、再構築することで、 新たな意味・価値を持たせる事ができるそうです。 2着の服を織って再構築し、1枚のテキスタイルとなっています。 実際に着られている服を再構築する試みもされています。 タテ糸にデジタルプリントで元の写真をプリントし、 その上から解体した洋服をヨコ糸として織りあげて行きます。 服は着ている人の特徴を持っていることから アイデンティティをテーマに作られた作品です。 こちらはなんと、「本」を使った作品です。 ある日、本棚の本が模様に見えたそうで、そこから作品が生まれたそうです。 織り組織に似ています! 実際に展示された時はとても大変だったとのことです。 こちらは、ニットを織り込んだ作品です。 デルタガリルという下着や靴下のメーカーとのコラボです。 ニットをほつれない限界までスリットし、 ヨコ糸として織っています。 スライドでは他にもたくさんの作品を見せていただきました! 講義後半は院生の作品の講評をいただきました。 卒業制作真っ最中の院2年生からスタートです。 他の学年も熱心に聞いています。 とても貴重な機会です! とても丁寧にお話しいただけました。 院1年生も中間発表を控え、貴重な意見をいただきました。 Gali先生の作品に学生みんな釘付けです。 とても素晴らしい作品で感動しました! Gali先生ありがとうございました!