投稿

7月, 2018の投稿を表示しています

4年生卒業制作中間プレゼン!

イメージ
前期もとうとうクライマックス! どの授業でも講評が行われているこの頃ですが、、、 今回は4年生卒業制作中間プレゼンについてお伝えします! テキスタイル専攻の卒業制作は 3年生の後期からテーマを掲げプレ卒制として取り組んでいる人がほとんどです! 今年度に入り、練りに練ったアイデアや試行錯誤し仕上げたサンプル作品を この場でプレゼンし、計画を発表していきます! こちらはゴッホやゴーギャンに影響を受けた独特なタッチを表現したプリントです! オリジナルの技法で油絵の質感をだすことに挑戦しています! こちらは「パーツを取り替えることのできる服」の提案です。 ベルクロを使うことで、着ることが楽しくなる服が出来上がりそうです! こちらの迫力は圧巻です! 色出しの難しい着色防染ですが、それを感じさせない色使いに注目です! こちらはブロックプリントの色糊捺染です! 実はブロックとして使っているアイテムはなんと、、、 リモコンやキーボード、デジカメ! 今後もどんな製品が布にうつし出されるのか楽しみですね! こちらはニットの作品です! 机に置くとフラットですが、持ち上げると立体的で不思議な形が現れます! インスタレーションの方法にも注目です! こちらは「フラッシュバック」をコンセプトにドローイングをし ニードルワークやケミカルレース、刺繍、織など様々な質感で表現していく作品です! こちらは「触感を楽しむラグ」を制作しています。 様々な組織や技法でサンプルを織り上げていますが、 最終はどんな触感で楽しませてくれるのでしょうか! こちらは風景のイメージから色柄をデザインしたつけ襟を制作! 自信を持つためのアイテムを作り出すために、試行錯誤しています! 今年も見応えのある卒業制作になりそうです! これらの完成作品は1月のZOKEI展、3月の青山スパイラルにて展示致しますので ぜひ足をお運びください! 鵜飼

第11回国際絞り会議 in Japan 全国学生作品選抜展

イメージ
こんにちは! 今回は山形で行われた 国際絞り会議in Japan 全国学生作品選抜展の様子をご紹介いたします! 第11回目となる今年は、東京造形大学の学生の作品4点が選ばれました! 会場となるのは 山形市にある東北芸術工科大学キャンパス。 素敵な建物ですね〜! そしてこちらが学生国際コンペの様子です! 絞染めという伝統的な染物の技法を用いて制作された作品が 会場いっぱいに並んでいます! 同じ絞染めでもアウトプットの形は様々で見ごたえのある展示になっています! そして造形大二年生の作品が飾られています! これらは1年次に絞染めを学び、浴衣に仕立てたものです。 一反を絞るという根気の必要な課題ですが 伝統技法を自分なりにアレンジしたデザインで表現し とても素敵な浴衣が仕上がっていますね〜! 今年も新しい一年生が絞染めに奮闘中です! 大学内での浴衣展も毎年開催しておりますので、ぜひご覧ください! 鵜飼

オープンキャンパス始まりました!

イメージ
今年もオープンキャンパスが開催されました! 例年通り、ワークショップを行っています!! シルクスクリーンプリントのワークショップ! 手織り体験! そして、今年も授業課題の展示をしています! 吉本先生の新しい授業の課題です! おしゃれな感じです・・・! オパールプリントや織物もあります! それぞれの学年の個性が出ています! 入り口はこちらです! ぜひ来てください〜! 岸本

ジョリー・ジョンソン先生&ヨシ・アナヤ先生の特別講義!

イメージ
先日特別講義がありました! なんと!テキスタイルのビッグネームの先生方がお二人も来ていただきました! こちらはジョリー・ジョンソン先生です。 ジョリー・ジョンソン先生は自ら生み出したユニークな羊毛フェルト作品を企画、製作し、また身にまとうことを楽しんでいます。 伝統的なテキスタイル技法に出会ったのは、1977年フィンランドでスカンディナビアのフェルトのブーツ作りを習った時でした。 ジョリー先生は、たちまちフェルトのパワーと魔法に魅せられてしまいました。 ジョリー先生は、羊毛と繊維を扱う商人の家に生まれ、工業テキスタイルデザインをRISD(米国)とKOTO(フィンランド)で学びました。 1987年日本へ3ヵ月の気紛れ旅行に出かけました。そして、12週間では短すぎたので、それ以来、日本に留まることにしました。 京都で、テキスタイルのスタジオを再設立し、商標としてのジュワ・レ(Joi Rae)を起こしました。 ファッションとインテリアのための工業テキスタイルデザイン(織りとプリント)を学んだ後、ジョリー先生は伝統的なフェルトを通しての表現が自らにしっくりくることに気付きました。 彼女の豊かな色彩と層構造の技法の組み合わせは、絹やレーヨン、モヘアなど様々な異素材をフェルト作品に組み込んだ、暖かい風合いの、四季の風を感じさせる衣類やアクセサリーを生み出すことになり、慧眼のコレクターの眼にとまることになりました。 ジョリー先生は、人類が初めて生み出したテキスタイルであるフェルトの、八千年続く中央アジアのフェルト作製技法に、彼女ならではの革新的な表現をもたらしました。ジョリーの現代フェルト作品は、全世界のギャラリー、ショップ、美術館に、展示されています。 ジョリー先生は、春の学期には、スタジオを離れて、 様々な学校で講義を行っています。全国の芸術系大学、専門学校などにおいて講師を勤めるかたわら、夏には京都の暑さと湿気を逃れるために、異文化の伝統フェルトを求めて、世界中へ広く調査旅行に出かけています。国際フェルトシンポジウムに出席し、フェルトの現代的な表面デザイン技法の発達に関するワークショップを行っています。 (引用:http://www.joirae.com/jp/プロフィール/) 先生には毎年1年生の授業で来て頂いてい...