鈴木マサルゼミ アートラボはしもとワークショップ

5月3日(日)に行なわれた、アートラボはしもとでのワークショップについてレポートします!



アートラボはしもと とは3年前にできた地域密着形のアート活動拠点です。周辺にある美術大学、子どもたちや地域の方々、商店街や企業、学校、研究機関、市民グループなどと協力し合いながら、さまざまなアート事業を展開しています。

アートラボはしもと春のイベント「ご縁の描きかた」のプログラムの一環で、鈴木マサルゼミ生が地域の子どもたちにプリントのワークショップを開催しました!



今回は幾何学をプリントしてできる形を使い、動物柄のざぶとんをつくる、お子様向けのワークショップです。


会場に入り、まず目に飛び込んでくるのは巨大動物カーテン!
天井から壁面まで会場全体を覆うこのカーテンはOGがデザインを手がけ、昨年度からこの日の為に制作してきた大作です!



今回のワークショップのモチーフとなる、幾何学からなるヘンテコ動物柄と生地の白場のバランスがとても綺麗です。





モチーフが上から降ってくるようなこの構図も大迫力です!










いよいよワークショップがはじまりました!

まずは自己紹介&テキスタイルデザインとは何かということを子どもたちにわかりやすく、簡単に説明しています。

親御さんも見守る中、ゼミ生は少々緊張しているようです。




まずはみんなでどんな動物をプリントするのかを決めます。


くじ引きで引き当てたテーマを元にそれぞれのグループで話し合いイメージを膨らませていきます。


ここのグループはどうやら肉を食べる動物をプリントするようです


ゼミ生も子どもたちも緊張がほぐれてだんだん打ち解けてきた様子です。
発想力豊かな子どもたちからは、どんどん自由なアイディアがでてきます!



鈴木先生もゼミ生の活動を温かく見守っています!
(会場にはこんな顔パネもありました!)




プリントする動物が決まったら、次は型の配置を決めます。
どう型を置けば、想像する動物に近づくのか、子どもたちは真剣です。





型を置く場所が決まったら、プリントする色を選びます。





そして、いよいよプリント!

子どもたちがプリントしやすい様に用意した、ステンシルに絵の具をつけて、ぽんぽんと型を埋めていきます。
1型終わったら乾燥させ、この作業を繰り返していきます。













だんだん動物っぽい形が見えてきました!





これはくま?ねずみ???





















あっという間に完成です!




できあがったカバーの中に座布団をいれていきます。








そして、出来上がった座布団を各グループごとに発表していきます。












一人一人の個性が光る、カラフルで楽しい座布団が出来上がりました!!!

この座布団はアートラボはしもとでこれから実際に使われていきます。









そして、最後は余ったはぎれで作る、ミノムシ人形をみんなで制作!
はぎれを紐の上に並べて、
紐をギューっと縛れば、ミノムシみたいな形に仕上がります!




これに目玉をつけて、ミノムシくんの完成です!!
このミノムシくんは子どもたちへの今日のお土産として準備しました。





そしてワークショップは大成功で終了!
子どもたちも終始とても楽しんでくれていました!









卒展の時期でも取り組んでくれたOGのみんな、

染め室で何回も進行のリハーサルをやっていたゼミ生のみんな、

お疲れさまでした〜**





吉本





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