須藤玲子先生とグレゴリー•パーソンズ氏のトークショーが行われます!

0月11日〜11月4日、イデーショップ 東京ミッドタウン店にて12人のイギリス現代織作家による展示会"All Tied Up"展が開催されます。
この展示会の開催にあわせ、10月11日(金)夜にイギリスクラフト界の注目キュレーターでもあるグレゴリー•パーソンズ氏と須藤玲子先生のとオープニングトークが開催されます!!

テキスタイルに興味ある人は要チェックです!!!


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以下 IDDE ホームページより(http://www.idee.co.jp/shop/news/201309/-all-tied-up.html)


イデーショップ 東京ミッドタウン店では、爽やかに澄む秋空のもと、12 人のイギリス現代織物作家によるスカーフの展示会を開催します。自身が織作家でもあり、イギリス・クラフト界注目のキュレーターであるグレゴリー・パーソンズ氏を迎え、その審美眼により選び抜かれた12 人の作家による珠玉のコレクションを発表します。斬新で繊細、そして表情豊かなこれらのスカーフを通じて、日常の中でクラフトを纏う贅沢をお楽しみください。スカーフは男性にも女性にもご利用いただけます。
この展示会の開催にあわせ、10月11日(金)夜に、グレゴリー・パーソンズ氏と、日本を代表する世界的テキスタイルデザイナーでパーソンズ氏との親交も深い須藤玲子氏によるオープニングトークを開催します。
現代イギリスのクラフト・テキスタイル最新事情から、欧州のファッション産業の商品開発まで、幅広く豊かな経験をもつお二人から直接お話しを伺うことができる大変貴重な機会です。お誘いあわせの上、ぜひご来場ください。


■オープニングトーク&レセプション
会場:イデーショップ 東京ミッドタウン店 
日時:10月11日(金) 18:00-21:00
18:00-19:30 オープニングトーク
「グレゴリー・パーソンズ× 須藤玲子対談:イギリス現代織物のいま」
出演...グレゴリー・パーソンズ(キュレーター)、須藤玲子(テキスタイルデザイナー)
日本語通訳...伊東史子(ジュエリー職人)
<参加お申込み>
電話03-5413-3455(担当: 眞邊、野田) ※入場無料/お席はご予約優先となります。
19:30-21:00 レセプション 
一般公開。どなたもご参加いただけます。

出演者プロフィール:
グレゴリー・パーソンズ/GREGORY PARSONS, MA(RCA)<写真中央> 
フリーランス・キュレーター。織物デザイナーとして出発、1990年代前半に北ウェールズのRuthin Craft Centreにおけるアーティスト・イン・レジデンスでキャリアをスタート。その後Royal College of Artで修士号を取得、英国Crafts Councilの商事部門を経て、スイスでファッション・ファブリック・デザイナーとして勤務。続いてインテリアファブリックの産業に携わりインド各地での仕事を体験する一方で、バーバリー社のソフトアクセサリー部門で商品開発およびデザインの上級担当者を務め、ファッション業界での経験を積んだ。Glasgow School of ArtやCentral Saint Martins and University of Brightonなど講義多数。ごく最近では、イギリスの高級ブランドHalcyon Daysのための製品開発コンサルタントを務めるほか、Ruthin Craft Centre - The Centre for the Applied Artsにてフリーのキュレーター兼リテールのコンサルタントとして活躍。同センターでは大ヒットした企画展"Reiko Sudo / Nuno show - part of the Japanese Style: Sustaining Design season in Spring 2012"を含む多くの展示を手掛けている。

須藤玲子 <写真中央> Photo by Shigeki Nakajima
テキスタイルデザイナー。茨城県生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科デキスタイル研究室助手を経て、株式会社「布」の設立に参加。現在取締役デザインディレクター。英国UCA芸術大学より名誉修士号授与。東京造形大学教授。神戸芸術工科大学客員教授。2008年より良品計画のファブリック企画開発、2009年より株式会社アズのテキスタイルデザインに携わる。毎日デザイン賞、ロスコー賞、JID部門賞等受賞。日本の伝統的な染織技術から現代の先端技術までを駆使し、新しいデキスタイルづくりをおこなう。作品は国内外で高い評価を得ており、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ボストン美術館、ビクトリア&アルバート美術館、東京国立近代美術館工芸館等に永久保存されている。代表作にマンダリンオリエンタル東京、東京アメリカンクラブのテキスタイルデザインがある。

伊東史子
ジュエリー職人。クラマタデザイン事務所、ソットサス アソシエイツ日本代理人を勤めた後、渡伊。彫金専門学校卒業後、フィレンツェでジュエリー職人として活動し、帰国後パークス設立。著書に『フィレンツェでジュエリー職人になる』(世界文化社)翻訳書『ジャスパー・モリソンのデザイン』(ADP出版)

■All Tied Up展に寄せて<須藤玲子氏メッセージ>
All Tied Up:首が回らないほど忙しい。
英語の表現は本当にユーモアに溢れ、受け取る人の状況や立場によって、意味あいが多層に変わるのでユニークだと思う。
国内外のコレクターを魅了する作品を作る、テキスタイルアーティストのグレッグが、イギリスのクラフトデザイン界で活動を続けるテキスタイル作家達に、首元を飾る魅力的なスカーフを注文依頼した。
その結果、とりどりのスカーフが日本にやってくる。
まさにAll Tied Up 、多忙で多才な人たちが、精魂込めて作り上げた作品である。
作品は、All Tied Upな絆に賛同し、世界各国のクラフトを紹介するショップ IDÉE で紹介することになった。
この展覧会は、私たち日本に住む人と、英国を中心に活動を続けるテキスタイル作家の作品とが結びつく貴重な機会。
All Tied Up のみなさん、お見逃しなく。

■All Tied Up展 出品アーティスト
Akaaro by Gaurav Gupta / Sarah Beadsmoore / Dörte Behn / Mica Hirosawa / Keskusta / Leto & Ariadne / Makeba Lewis / Alpa Mistry / Åsa Pärson / Margo Selby / Taran Taaran by Bonita Ahuja / Wallace Sewell



(高須賀)

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