「 Ori Ami Knits 」須藤玲子ゼミナール作品展2018開催中!
ただ今、12号館(院棟)1階のZokeiギャラリーにて
「Ori Ami Knits」の展示を開催中です!
大橋重臣先生(オオハシ・バンブーワークス)のご指導により、
巨大な「輪弧編み」に挑戦しました!
放射状に広がる編み方がとても美しい「輪弧編み」です。
その技法は、編み始めのバーと、編み終わりのバーに対して
バーの潜る本数を増やしていくと、輪が小さくなり、 潜る本数を減らせば、輪は大きくなるのです。
輪弧編みとは、縄文土器の底部にもみられる編み模様、
常に「 3本潜り一本のせ」の技法で編んでゆきます。
組み編み始めと、 編み終わりの接続を平面で編むのは大変ですが、
また、 バーを増やすと輪が大きくなるので、目的の寸法になるように、 編み方、バーの本数を増やすことで様々なアレンジが可能です。
今回は須藤玲子ゼミナールの4年生6名が
3つの大きなアートピースを作り上げています!
迫力もあり、繊細な構造を持つ編みの表現は
織物とはまた違った味わいを持っています!
2013年にスタートした編みゼミナール、研究テーマは「 ori・ami ・knits」。
人の手、あるいはその延長にある道具による
「 編み」、「織り」の基本的な構造を理解すること。
風合い、形状が変化することを実証する目的で開講しています。
本日12/13~12/14 11:00までの開催ですので
ぜひ大学院棟1階ZOKEIギャラリーへお越しください!
また作品の制作風景を少しだけご紹介します!
まずは竹を使用して小さな輪弧編みを体験しました!
本番はポリカーボネートを用いて制作しました!
そして、ご指導頂いた大橋重臣先生には
一年生にも「籠編み」をレクチャーしていただきました!
大橋重臣先生、ありがとうございました!
鵜飼