授業紹介 〜2年生型染めの授業〜

日々のテキスタイル科の授業の様子をお届けします〜

今日は2年生の型染めの授業です!
型染めとはその名の通り、型を用いた日本の伝統的な染織方法です。

この授業では型染めを用いてそれぞれがオリジナルの手ぬぐいを作ります!


担当は型染めユニットkata kata の松永先生です!


(いやいや〜、写真はちょっと〜といいながら満開の笑顔の松永先生)


型染めはまず、型を掘るところから始まります。
渋紙という水に強い和紙に下絵を元に、掘って行きます。



ただ模様を掘るだけではなく、すべてのモチーフを繋げながら、構図のバランスをとっていくところがポイントのようです!


細かければ細かいほど根気のいる作業です!










型を堀り終えたら、紗を張ります。



型のサイズに切った紗をカシュー(黒ニス)を塗り張っていきます。

捺染室では松永先生がカシューの塗り方をレクチャー中でした!
型全体に満遍なく伸ばし、紗の目がつまらないように刷毛を動かしていきます。

さすが、プロの作家の仕事!!を目の前に学生も真剣です!







その後、型置き→染色→乾燥→蒸し→洗いの行程を経て完成です!

完成した個性豊かな手ぬぐいはオープンキャンパスにて披露されます!お楽しみに!!!!






そして、松永先生の型染めユニット、kata kata の個展が手紙舎2nd STORY にて現在開催中です!



kata kata 個展 umi
○7月7日(火)〜7月20日(月) 12:00 - 23:00
○手紙舎 2nd STORY  東京都調布市菊野台1-17-5 2階http://tegamisha.com/41488#wrap 


併設されているカフェスペースのテーブルクロスも kata kata の新作ファブリックが使われていたり、
実際に使用されている型や道具が置いてある作業場のような展示スペースがあったりと、
店内いっぱいに広がるkata kata の世界が広がっています!

kata kata の海の世界へ涼みに行ってみてはいかがでしょうか〜!

吉本

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