オンライン授業の様子②織り2.3年生


こんにちは!

あっという間に7月に突入ですね
前期も折り返し地点ということで

オンライン授業どう進んでいるの? 織の授業編

2、3年生の織りの授業を今回はご紹介したいと思います。




ー2年生ー
「TD構造演習A」

2年生の織の授業では3、4人のチームに別れ
SENSEWAREをテーマに自分の描いたドローイングからテキスタイルを考え
織物屋さんに柄を発注、織ってもらうというかなりプロ仕様な授業です。
原研哉氏のSENSEWAREへの視点「人間の創造本能を鼓舞し、ものづくりの意欲を呼び起こす物質」から


まずは織物の構造理解を深めます!
二重織、カットジャガートの勉強(You Tuber 高須賀先生)

今年は他の授業でも動画配信が多くなりましたが
分からない時は見返せる!ありがたいシステムです!


各チームでテーマを決めて皆んなでドローイングしていきます
ジャガイモの根

リラックス

全部で11チームでドローイングからデザイン作業に取り掛かっています!






ー3年生ー
「織表現A」「織表現C」

3年生になると 織りか染め の2つの専攻に別れますので
3年生の授業はグッと専門性が上がります。


「織表現C」ではドローイングの授業
織物をデザインする時のドローイングって気になりますよね!
デザインではなくイメージを膨らませる作業です。

学生の皆さんのドローイング 織物の想像が膨らみます、、
ここから構造を意識した織物にしていくにはどうするかが一番味噌ですね。






「織表現A」では織組織をマスターして
上記のドローイングからオノマトペをテーマにデザイン
紋紙データまで作ってリネンの機屋さんに発注し織っていただきます!


↑サラッと書きましたが凄いことです。
織の構造を理解しデザインしたものを組織も踏まえてデータに起こす
只者ではありません。



この 織組織のマスター が難関でもあり醍醐味になってくるのではと思っております!

組織の理解/まずは紙で織ってみる (ちなみにカットジャカード の組織です)





組織の勉強は別世界です、、
平面を考えているようで立体、、
これが構造か、、と実感。








長くなってしまいました。
2年生も3年生も前期授業で今回の織物が完成です、、
盛り沢山で私も書いてて鼻息荒くしております。

織の構造を意識した、自分たちでデザインした物を織ってもらえる
なかなか出来ない経験ではないでしょうか。
完成品が今から楽しみです!


熊谷





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