第10回富士山テキスタイルプロジェクト発会式!

こんにちは!

夏休みも終わり新学期が始まりました!
後期の授業も楽しみです!


ということで、
8/3~8/4に行われた
富士山テキスタイルプロジェクトの発会式&産地見学についてお伝えしていきます!


このプロジェクトは
富士吉田市、西桂町の数多くの方々のご協力があって成り立っています。

市長、議会の方、織物組合の皆さん、新聞社やテレビ取材の方などにお越しいただき
この発会式は一年で最も力を入れる1日でもあります。


10周年を迎える今年は、鈴木マサル先生の感慨深いお話からスタート。




そしてトップバッターはこちら!

 院2年 鈴木龍之介 × (有)田辺織物
お寿司のネタとシャリを織物で表現し、 名刺ケースを提案!
マグロ、サーモン、たまご、、、とうとう今年は光りものに挑戦!

先生の手厳しいチェック。
これから改良の余地ありとのコメントが!


院2年 片岡美央 × 光織物有限会社
昨年に引き銭湯をコンセプトにタイル柄のバッグを提案です!

新柄が楽しみです!


院2年 工藤麻衣 × WATANABE TEXTILE
こちらも昨年に引き続き
WATANABE TEXTILEさんの生地に工藤さんがプリントを施します。


新設されたシケンジョの工房で
一点もののプリントにも挑戦しています!


院1年 一松岳 × (株)オヤマダ
こちらは西海岸をイメージしたシルクオーガンジーの縞をデザイン。

ボーダー柄の重なりを楽しめるバックを提案!


院2年 西沙那子 × 宮下織物(株)
こちらは、「うつわの表情」を生地の組織に落とし込むことを提案!

伸縮することによってスリットが見えてくる
摩訶不思議な生地がサンプルで既に上がっています!
ここからどう展開していくのか、楽しみです!


院2年 八代真穂 × 武藤(株)
こちらも昨年に引き続きグラデーションストールの提案です!

昨年は軽めの春夏向けの提案でしたが
今年はウールとシルクを使った秋冬ものが仕上がり予定!
彼女の丁寧な染め仕事も出来上がりに影響しています。


院1年 平沢健太 × 舟久保織物
まずは自慢のラップを披露。山梨版NHKにも取り上げられ一躍山梨のスターに!


そして肝心の提案は
昔から受け継がれているほぐし織の定番型の上に、
グラフィティアートをその場で絵付けをするという斬新な提案!


院1年 藤川稔也 × (株)槙田商店
キリッとした表情でプレゼンしている藤川くん。


槙田商店さんならではの大柄ジャガードで、大胆な縞をデザイン。
傘に仕立てる際の組み合わせ、並べ方を試行錯誤し様々な表情の傘を提案します!



学部3年 松本夏海 × 渡辺明彦織物
初参加の松本さんは、自身で紡いだ糸など
異なるテクスチャーの糸を組み合わせ、凹凸感のある縞を提案!



シケンジョの五十嵐さんから、甲斐絹についてのお話が!
富士吉田には昔から縞との深い関わりがあるようです。



鈴木マサル先生と高須賀活良先生から総評!
ハタフェスに向けた構想も具体的になってきているそう!
ワクワクしますね〜




そして2日目は産地見学!

初めて見る織機に見とれています!


様々な機会の一つ一つに興味心身!


気になることは、機屋さんに質問します。









こちらは富士山駅にあるハタオリマチ案内所です!




中に入ると各機屋さんの高い技術によって織られた生地がズラーっと並んでいます!



そして毎年恒例の集合写真!
今年の成果発表は例年より早い
10/6~7のハタオリマチフェスティバルでハタオリ大学展としてお披露目です!

日時/10月6日、7日 10:00〜16:00
会場/吉田の蔵ブラザーズ  富士吉田市下吉田2-1-25
参加企業/アクス株式会社、有限会社オサカベ、株式会社オヤマダ、有限会社田辺織物、株式会社槙田商店、宮下織物株式会社、武藤株式会社、光織物株式会社、富士ファブリック株式会社、舟久保織物、渡辺明彦織物、有限会社渡小織物、WATANABE TEXTILE
お問い合わせ/042-610-2622(TRICKY)
主催:フジヤマテキスタイルプロジェクト(東京造形大学×山梨ハタオリ産地)
協力:山梨県産業技術センター 富士技術支援センター 山梨県絹人織物工業組合 富士吉田織物協同組合 西桂織物工業協同組合 ハタオリマチのハタ印


今年のハタオリマチフェスティバルの大きな目玉のひとつ、富士吉田・西桂のハタオリ職人と東京造形大学テキスタイルデザイン専攻の大学生が一緒に学んだ10年続くプロジェクト「フジヤマテキスタイルプロジェクト」を振り返る大回顧展「ハタオリ大学展」を開催します。
今回のハタフェスのメインビジュアルも手がける鈴木マサルさんが担当教授として監修を手がけ、このプロジェクトの商品開発がきっかけで織物工場に若者が就職したり、産地を代表するファクトリーブランドが生まれ開かれた産地に生まれ変わるきっかけを作ったとても重要なプロジェクトなのです。
今まで学生とのコラボレーションで生まれた作品が街中にある“蔵”に展示されます。
テキスタイルの可能性のアーカイブ。この機会をお見逃しなく!



みなさまのお越しを心からお待ちしております!





鵜飼

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