授業紹介 〜2年生 二重織りの授業〜

日々のテキスタイル科の授業の様子をお届けいたします〜

まずは今年から新任の高須賀先生担当の二重織りの授業です。


二重織りとは、その名の通り、二枚の織物を重ねた様な仕上がりとなる織物で、
下の経糸を柄に合わせてピックアップして織ることにより自由な柄を織物で表現することができます。

言うならば、ジャガード織りを一目一目、手で織り出していくとても手間のかかる織物ですが
出来上がると、糸が織り成す柄がとても美しい織物です!





織り室を覗くと、織機に糸をセットする前の 整経 の説明中でした。



 百聞は一見に如かず!のごとく、学生に分かりやすく説明してくれる高須賀先生です。





作業の合間に二重織りのデザインがチェックもしています。


学生が提案してくる自由な発想をどうすれば実現できるのか、
一緒に考えてくれる高須賀先生です。





各々で緯糸を準備したら、






いざ織機へ!



学生は実寸大の方眼紙に落とし込んデザイン画を見ながら、一目一目、丁寧にピックアップして、柄を織り出していきます。


柄が少しずつ浮かびあがってくる様子に学生も夢中です。




 こちらの学生はグラフィティ(ストリートアート)を二重織りに落とし込んで織っています。


こちらは、自分でスラブ糸を作り、ボコボコとした質感を織っています。




こちらはどうやらカラフルな織物が出来上がりそうな予感です!




 (高須賀先生、髪を切られてさっぱりです)


学生に織物の構造を理解してもらうために先生も真剣真剣です



 それぞれの個性爆発な二重織り、出来上がり楽しみです!!
どの学年よりも授業数が多い2年生、みんながんばれ〜〜〜!





〜〜〜 先週のほっこり1コマ 〜〜〜

実家から大量に送られてきたトウモロコシを染め室で蒸して、みんなに振る舞う準備をする山本さん(院1)!
を手伝う大橋先生、、、、、(ほっこり写真)



トウモロコシはみんなで美味しく頂きました〜



吉本

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