2015年 ZOKEI展 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 1月 23, 2015 ZOKEI展〈2014年度 東京造形大学卒業研究・卒業制作展 東京造形大学大学院修士論文・修士制作展〉の開催 今年度本学を卒業とする大学学部4年生および修了予定の大学院2年生が、教育研究の集大成として卒業研究・制作/修士論文・制作を一堂に出展・展示します。下記の通り開催しますのでぜひご来場ください。 日時:2015年1月24日(土)~1月25日(日) 10:00AM~5:00PM 会場:東京造形大学 (JR横浜線 相原駅から スクールバス5分) リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
楮覚郎さんの藍染物語 - 5月 01, 2018 Buaisou.のワークショップ会場で。右から:楮覚郎さん、須藤玲子先生、渡邊健太さん(2017.4 東京・中目黒) 楮覚郎 かじかくお さん 楮さんは、東京造形大学テキスタイルデザイン専攻の卒業生です。 2011年3月の卒業で、震災のために卒業式はありませんでした。 青森・八戸出身の楮さんの実家に大きな被害はなかったものの、お祖母さんの海辺の小屋が流れてしまったという話を記憶しています。 卒業制作 彼の卒業制作は大作でした。 彫刻専攻の学生との共同出品で、左が楮さんの作品「毒と薬」(H193×W143×D90㎝/木、サイザル麻、柿渋) 柿渋で染めた1本の麻ロープを大きな箱の穴にひたすら通し続けた力作は、織物の構造が端的に表されていていながらも、織ることを拒否した作品ということもできます。また、制作にかけた膨大な時間は、“つくる”ということへの根本的な問いかけだったのかもしれません。 貝紫染 卒制ではアートな作品を制作した楮さんでしたが、彼は入学した時から藍染をやると決めていたようです。 学生の時も、一貫して天然染料にこだわっていました。 例えば、3年生のときに自主的に研究した貝紫染があります。 そのレポートによれば・・・雑誌の古本で見つけた貝紫の小さな記事に惹かれ、ちょうどその頃に「奇跡が起こった」。つまり、授業で八王子の産業センターに行くと、偶然、そこに貝紫の記事を書いた染織家がいて、貝紫染めをやりたいという気持ちを伝えると、後日、ご自宅で教わることができた・・・というのです。 さっそく自分で貝紫染に挑戦です。しかし、大量に必要とする貝の入手先を先生から教えてもらうことができなかったので、自力で探すことになりました。新潟漁連、富山漁連と電話して、石川漁連で1つの水産業者を紹介してもらいます。 そして、36kgの貝が届きました。 アカニシ貝(レポートの写真から) 染料の取り出し(レポートの写真から) 早朝から貝を砕く作業を始め、砕いた貝から取り出したパープル腺を容器に集め、日光の紫外線で紫色に変わったものが染料の基。教わった直説法ではなく、あえて還元法に挑みました。 レポートの最後には、「骨の折れる作業、強烈な悪臭などから、2度とやる... 続きを読む
光ファイバーを編もう!ー須藤ゼミ特別講義ー - 11月 14, 2015 編み物を研究する須藤ゼミにて、光ファイバーを編んで立体を創る特別講義が先日行なわれました! 通信ケーブルや電気装飾などで使えわれることが多い光ファイバーですが、現在では織り込まれたり、編み込んだりした布状のものやアート作品としても使われています。 この日は光源基板指導に特別講師として菊池先生、太田先生をお招きしました! また非常勤のニット講師の中村先生にも来て頂き、編み技術による光ファイバーを使用した立体作品に挑戦しました! まずは中村先生に基本的な編み方を教わります。 今回は光ファイバーを傷つけないよう手で鎖編みをしていきます。 このようにループ状に編んだものをどんどんつなげていき立体にしていきます! とても綺麗に編んでいるのは、 スウェーデンからの留学生、ハンナさん! (この編み方、性格でます!笑) こちらは鎖編みの両端を1カ所に合わせて球体をつくるようです こちらは捻りを加えて編みながら立体構造にしています! 編み上げた構造は先端を揃えて切り落とし、ヤスリをかけて光源に差し込めば完成です! ループの曲げ具合や光ファイバーの長さによって光の強弱がでるようです! 光ファイバーを使った作品は今月末に開催のゼミ展にて展示予定です! 菊池先生、太田先生、中村先生、ありがとうございました! 吉本 続きを読む
3年生、黙々と色糊捺染! - 5月 28, 2021 今回は3年生染めコースの 色糊捺染 の様子をお伝えします〜!!! 色糊捺染は、造形大独自の染色技法で 絵を描くような自由な表現が可能なプリントですが、 様々な道具を使うことでも全く異なる仕上がりになります! 染料を混ぜ合わせスキージーで引きずる 筆で置く 消しゴムをハンコにして羅列させる 制作時の色と仕上がりの色は、かなり変わってくるんですよ〜 難しい! 引っ掻いて模様を出す その上から背景色を全面に塗るんです! 色糊を置いた順番に色が前に出てくるので、 最終形態を想像しながら制作していくことがポイントとなります! 背景にもこだわっていますね〜! おっとここではLEGOが登場! どんな効果が出てくるのか、、、楽しみです! 吉本先生と一緒に染料作りです! 基糊が重たくて混ぜるのに力が入ります、、、(がんばれ〜) ホイップクリームのように筒から染料を細く出して、柄を描きます。集中あるのみ! 全ての糊をのせ終えたら、蒸す準備です! 実はオガクズをかけるんです!お料理番組みたいになってきましたね。 そして、熱々の蒸し器に投入! むし終えたらた〜っぷりの水で洗っていきます。 そしてできたのがこんな感じ! 今回はサンプルブック用に様々な表現を研究する課題です。 色糊特有の強くずっしりとした色合い、やっぱりグッときますね〜! 6月上旬は今年度最初の講評ラッシュが訪れます! なので今、テキスタイル工房は怒涛の稼働状態。。。 講評を楽しみにしてます! 鵜飼 続きを読む