2020年7月31日金曜日

オンライン授業の様子④2年生フェルト


こんにちは!
今回は2年生、フェルトの授業の講評と
それまでの過程の様子をご紹介します!




今年は遠隔の授業にも関わらず、何度も動画を見返し
技術や原理をしっかり理解した立派な最終課題をプレゼンしてくれていました!

細かいディテールもみて頂きたいところですが全貌を少しずつどうぞ!



配布された原毛がなくなるくらいまで作り込んだ珊瑚礁のオブジェは圧巻でした!
縮絨とニードルパンチを組み合わせてたくさんの珊瑚礁を一体化させました!



生地(織物)とフェルトの縮絨差を生かして、プクッとした生地の凹凸感を作り出しています!




愛犬をモチーフにして、Tシャツにニードルパンチで立体的な絵を吹き込みました。





奥にある色を意識させる、レイヤー感が綺麗な作品。
白が一番上、オレンジが底面で全色くり抜かれた構造になっているそうです!





フェルトの色の混ざり方をキノコの質感に見立てた壁掛け。
それぞれのキノコの種類に合った技法を選びパーツを制作。
それらをニードルパンチで合体させたそうです!





生地を組み合わせたルームシューズを制作。
縮絨前から縮絨後はかなりサイズ感も小さく縮絨されるので、
完成サイズを見越した設計が必要だったりします!



つけ襟を制作。
平たいものから立体まで、人間が身につけるものになるとまた雰囲気が変わりますね〜





オオカミのおなかには、、、と、ストーリーのある立体作品も素敵ですね!
縮絨だけでなく刺繍を組み合わせていて作品イメージがマッチしています!







以上のように、それぞれ最終形を想像しながら
どのような制作手順で、どのような技法で作っていったらいいのか
試行錯誤しながら完成まで持っていきました!





それまでの授業では基礎から応用編まで、
このようなことを学んでいたのです!


メリノ・コリデール・ロムニー
3種類の羊毛の特徴を掴むため、同条件で試作をします。


完成形はこのようになります。
他にもカラー羊毛を混色しながらの縮絨や、
糸や生地を組み込んだフェルト化を学んでいきます。




さらにレベルアップ!立体です。

右の梱包材を型にして、左のようなピーナッツ型の立体作品が作れるなんて初めは不思議でなりませんが
手をかけてあげるとしっかりした立体に変化していきます!


こんな複雑な立体だってできてしまうんですね〜
フェルトは自由自在!





この授業は前期の半分の期間で習得する、徂徠友香子先生のフェルト実習授業です。

後半戦は氷室友里先生の「デザインの考え方」を学ぶ授業になります!
ガラッと雰囲気が変わりますが、とてもタメになる内容なので私も楽しみです!

では次回もお楽しみに〜!






鵜飼

2020年7月20日月曜日

鈴木マサル先生出演「富山もよう」オンライントークセッションを7月22日開催!


皆様こんにちは!

今回は鈴木マサル先生がご出演なさる
オンライントークセッションのご案内です!


「TOYAMAMOYOU TALK♯01 

地域とパターンデザインの出会いから生まれるもの」

7月22日午後7時半から
無料視聴(Peatixでの事前登録が必要)



富山もようがスタートしたのは2014年。
「富山のいいもの、もようにしたら、富山をもっと好きになる」を合言葉に
富山の特産品・名所などを模様にし、北日本新聞のラッピング紙面としてデビューを飾りました。
富山もようプロジェクトfacebook

以来、プロダクト展開や自治体事業にまで広がり
デザインを通じて暮らしを彩ると同時に
地域の魅力のメッセンジャーとなりました。

2019年にはグッドデザイン賞のBEST100に認定されています。

トークセッションでは、6年間のプロジェクトの歩みや、
地域の魅力とデザインが出会うことで何が生まれたのか?

そして、これからどんな可能性をもっているのか?を掘り下げます。
YoutubeLiveで聴講無料ですが、事前申し込みが必要です。




申し込みはこちら。





<トークメンバー>

鈴木マサル(テキスタイルデザイナー)
多摩美術大学染織デザイン科卒業後、粟辻博デザイン室に勤務。
1995 年に独立、2002 年に有限会社ウンピアット設立。
2005 年からファブリックブランドOTTAIPNU(オッタイピイヌ)を主宰。
自身のブランドの他に、2010 年よりフィンランドの老舗ブランドmarimekko のデザインを手がけるなど、
現在、国内外の様々なメーカー、ブランドのプロジェクトに参画。
東京造形大学教授、有限会社ウンピアット取締役。

川上典李子
デザイン誌「AXIS」編集部を経て独立、国内外のデザイン誌に執筆している。
2007年からは「21_21 DESIGN SIGHT」アソシエイトディレクターとしても活動。
同館以外のデザイン展企画にも関わり、「London Design Biennale 2016」日本公式展示キュレトリアル・アドバイザーなど。
グッドデザイン賞」審査委員をはじめデザイン、アート、工芸のアワードの審査員、
国際的なデザインアワードの推薦者も務める。

小柴尊昭(クリエーティブプランナー/プロデューサー)
写真・ビジュアルや音をはじめとしたノンバーバルコミュニケーションでビジネスを支援するクリエーティブプランナー。
2014年に北日本新聞社130周年を契機に富山もようプロジェクトを発足。
以降、現在にいたるまで北日本新聞社および様々なパートナーとともにプロジェクト運営を推進。

高橋理(アートディレクター)
広告コミュニケーションや企業ブランディングをはじめとした様々なアートディレクションを手がける。
富山もようプロジェクトのアートディレクターとしてグラフィックデザインや
プロダクトの監修、プロジェクトブランディングを担当。




地域とデザインの関係性、必要性のヒントがあるかもしれません!
皆様奮ってご参加ください!




熊谷

2020年7月17日金曜日

オンライン授業の様子③染め3年生

こんにちは!

第三弾の今回は、染表現Cの吉本先生の授業紹介です〜!

こちらは普段、造形大学特有の染め技法「色糊捺染」を学ぶ授業ですが
今年は特別に、ドローイングでテクスチャ(質感)を極めるというスペシャルな時間になります!

最終段階は、インクジェットプリントで大判スカーフに仕上げていきます。
本日は中間のサンプルプレゼンです!




 スポンジの目のきめ細かさを利用したテクスチャ
「温度:5月」




 絵具を何層かのせ、引っ掻いて下に潜んでいる色見せる
「表皮:カサゴ」




 アクリルガッシュをラップにのせ、その表面を紙に押し付ける
「D'ecalcomanie」





 波紋のように色をのせ、髪をとかす用の櫛で引っ掻き葉の模様を表現
「植物:ガンソウ」





インクに漂白剤を吹き付け色を抜き、波の荒々しさを表現
「川」





定規で絵具を引きずる、擦る
「空:梅雨の雨」 








実はこのように、いろんな道具、材料を使い
オリジナルの技法を黙々と研究していたんです!

 技法だけでなく、色を置く順番や引っ掻く強さ、絵具の乾き具合やタイミング
どの色が効果的か、などなど

色糊捺染と同様にレイヤをを意識したドローイングを習得しています!



みんな相当数の試しを行って、プレゼンに挑んで来たはずです!
どれも見応えのある作品で選びきれませんでした。。。!




そして最終課題は今回の技法を生かし、スカーフを前提とした
約90cm正方形の大きなテクスチャの柄を描き、インクジェット用データにすることです。

現在、世に出回っているプリントのほとんどはインクジェットプリントです。
そのため、卒業後に求められる・実際に使うスキルとしても必須な
インクジェット用データの作成を学んでいきます。

実はパソコンが苦手な学生が多いテキスタイル専攻。
基本からしっかり理解し、最終形の柄に合わせたデータ編集の仕方を学べるとてもいい機会です。
(私、鵜飼も勉強させてもらっています。)


講評でも素敵なテクスチャを出してくれていたので
プリント発注し仕上がったものを見るのが楽しみですね〜期待大!
乞うご期待です!







鵜飼








2020年7月7日火曜日

オンライン授業の様子②織り2.3年生


こんにちは!

あっという間に7月に突入ですね
前期も折り返し地点ということで

オンライン授業どう進んでいるの? 織の授業編

2、3年生の織りの授業を今回はご紹介したいと思います。




ー2年生ー
「TD構造演習A」

2年生の織の授業では3、4人のチームに別れ
SENSEWAREをテーマに自分の描いたドローイングからテキスタイルを考え
織物屋さんに柄を発注、織ってもらうというかなりプロ仕様な授業です。
原研哉氏のSENSEWAREへの視点「人間の創造本能を鼓舞し、ものづくりの意欲を呼び起こす物質」から


まずは織物の構造理解を深めます!
二重織、カットジャガートの勉強(You Tuber 高須賀先生)

今年は他の授業でも動画配信が多くなりましたが
分からない時は見返せる!ありがたいシステムです!


各チームでテーマを決めて皆んなでドローイングしていきます
ジャガイモの根

リラックス

全部で11チームでドローイングからデザイン作業に取り掛かっています!






ー3年生ー
「織表現A」「織表現C」

3年生になると 織りか染め の2つの専攻に別れますので
3年生の授業はグッと専門性が上がります。


「織表現C」ではドローイングの授業
織物をデザインする時のドローイングって気になりますよね!
デザインではなくイメージを膨らませる作業です。

学生の皆さんのドローイング 織物の想像が膨らみます、、
ここから構造を意識した織物にしていくにはどうするかが一番味噌ですね。






「織表現A」では織組織をマスターして
上記のドローイングからオノマトペをテーマにデザイン
紋紙データまで作ってリネンの機屋さんに発注し織っていただきます!


↑サラッと書きましたが凄いことです。
織の構造を理解しデザインしたものを組織も踏まえてデータに起こす
只者ではありません。



この 織組織のマスター が難関でもあり醍醐味になってくるのではと思っております!

組織の理解/まずは紙で織ってみる (ちなみにカットジャカード の組織です)





組織の勉強は別世界です、、
平面を考えているようで立体、、
これが構造か、、と実感。








長くなってしまいました。
2年生も3年生も前期授業で今回の織物が完成です、、
盛り沢山で私も書いてて鼻息荒くしております。

織の構造を意識した、自分たちでデザインした物を織ってもらえる
なかなか出来ない経験ではないでしょうか。
完成品が今から楽しみです!


熊谷





2020年7月2日木曜日

オンライン授業の様子①

こんにちは!

6月からスタートしたオンライン授業も少しづつ形になってきました!
学生たちのデザイン意欲も例年よりましているように感じる今日この頃です!

では少しづつ、様子をご紹介します〜!




ー1年生ー
「TD基礎演習A」
原毛でカラーブレンディングをしている様子です!
三原色の羊毛の比率を写真のようにして混ぜていくと、色相環ができてしまうんです!
みんな手元をカメラで写してくれています。黙々と作業しているのが伝わってきますね!






 −2年生ー

「テキスタイルデザインA」
第一課題の講評の様子です。
この授業ではテキスタイルには欠かせない。『リピート』を主に学びます。(他にも構図・生地としての色使いなども学びます)
初回は2色で正送りのリピートをつける課題です。
他学科も履修できるオープンな授業ならではのアイデアを提案してくれたりと、とても新鮮で、人気の授業です!(今年は履修者約80人!!!)





ファッションデザインA

今回はオンラインということで、シャツの型紙を詳しく学ぶ授業となりました!
そのおかげで、これまでよりも詳しく身体と服の関係を知ることができるかなり専門的な授業になりました!


二分の一スケールの製図を書いています!(可愛らしいサイズ!)



スクリーンショットのため画質が悪くてすみません!

では、続きもお楽しみに!








鵜飼