今年の会津プロジェクト、藍で染めて織ります!

大学院のプロジェクト、会津プロジェクト!

会津プロジェクトとは「伝統の継承と展開」をテーマに
福島県会津若松市と東京造形大学院で連携しながら、地場産業を盛り上げていく活動をするプロジェクトです。

会津若松の名産品である縦縞が特徴の 会津木綿。

会津プロジェクト設立当初から取り組んできたこの会津木綿の再生活動。

昨年度は大学院のテキスタイル科の学生がデザインしたオリジナル会津木綿を生産して頂き、バック、ストール、彫刻作品の衣装にまで商品展開をし、松屋銀座での展示販売を成功させました。



今年は原点回帰ということで、
藍で糸を染め、藍の新しい木綿をつくる!
ということに挑戦しています!

古くから野良着などとして広く着用されていた会津木綿ですが、元々は紺地に白い縞を織り出したものが一般的だったそうです。
その紺地は藍で染められていたそうで今でも産地には藍を染める道具や施設が残っているのですが、それが機能はしていないそうです。

そんな藍から生まれる会津木綿の再生に取り組んでいます。

先ずは院生から縞のデザインを募り、実際に自らの手で織り、サンプルの縞帳をつくります!

先日の会津プロジェクトでは早速、織り方のレクチャーがありました。


テキスタイル科以外のグラフィック専攻やID専攻の院生も織物に挑戦します!



織りをレクチャーする高須賀先生とOBの安濃くん!
(髪型とメガネがそっくりです)


初めて挑戦する織物に皆さん真剣にレクチャーを受けていました!


テキスタイル科の院生はどんな縞を織るか、
縞のデザインを清家先生と打ち合わせ中でした!


どんな藍染の会津木綿ができるのか楽しみです!



サンプルで使用する藍染の糸は工場で染めていただきましたが、
藍から自分たちで作ろうということで、大学内で藍を育てています!


種から育てた藍もようやく芽吹き、順調に成長を続けているようです!

今年の会津プロジェクトの展開が楽しみです!

吉本

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