2015年7月13日月曜日

「小さな旅」の井上美里さん

NHK、日曜日朝の番組「小さな旅」で、卒業生の井上美里さんが紹介されました。
7月12日の「小さな旅」は「山梨県・富士吉田界わい ー夢 ひと織りー」で、
織物産地・富士吉田で織物の仕事に夢を託す若い人をクローズアップしています。
その一人井上美里さんは、昨年の3月に大学院を卒業、
4月から西桂の槙田商店に勤めているとびきり若いデザイナーです。

富士吉田・西桂の機業と東京造形大学学生がコラボして新製品の開発を試みる、
“フジヤマテキスタイルプロジェクト”は今年で7年目を迎えました。
井上さんは在学中にそのプロジェクトに参加し、服地と傘を得意とする槙田商店とのコラボから、
とてもユニークな傘を開発しました。
これがきっかけで入社。1年目に、さらに進化した傘を開発、注目の商品となっています。

野菜をテーマにした新商品“菜”のうち、ニンジンを紹介する井上さん

ニンジンのデザイン画が初公開
学生時代のプロジェクトの打合せ。特別な組織の織物で傘地を提案。
ニンジンは、この提案からはじまりました。
収縮性のある生地を使った傘の試作をプレゼンテーション
特殊な生地による傘づくりには、ベテラン技術者の理解と努力がありました
美しい色彩と表情の生地がニンジンやトウモロコシなどの傘になりました
製品が並んだ仕事場は、まるで野菜畑。東京の主なデパートなどで引っ張りだこということです
フジヤマテキスタイルプロジェクトをきっかけに渡辺絵美さんが宮下織物に入社、
以来、井上綾さんがデザイナーとして光織物と契約、kichijitsuブランドを展開、
他に富士吉田・西桂に3人が就職を決め、西桂にアトリエを構えたTANSAN TEXTILEの二人を入れると、
合計7人の卒業生がこの産地で仕事を続けていることになります。

若いエネルギーが産地に活力をもたらし、
卒業生にとっては、ものをつくることができる仕事場は魅力的です。
産地のみんなさんに支えられながら、テキスタイルデザイナーが世界に羽ばたきます・・・

プロジェクト牽引約の一人、ネクタイ地を織る渡小の渡辺太郎さんも登場
機屋を継いで未来につなぐ意気込みの太郎さん。いつになく緊張しています


プロジェクトを支えるシケンジョの五十嵐哲也さんもちらりと登場
番組のエンディングは渡小のオリジナルネクタイ地でした