2014年5月24日土曜日

日本の地域産業の今 Vol.3 鶴岡のきびそ・侍絹

こんにちはテキスタイル学科助手の高須賀です。

展示の告知です!!
東京造形大学のテキスタイル学科の織りを教えていただいている、須藤玲子先生がテキスタイルデザインと展示会場構成を担当しているkibiso(キビソ)の展示が銀座松屋7階デザインギャラリーにて行なわれています!

kibiso(キビソ)とは絹糸の産地山形県鶴岡市の織物協同組合が進めているブランドです。プロデューサーは岡田茂樹さん、テキスタイルデザイナーに須藤玲子先生が入り、地場の素材を生かし、素晴らしい日本のモノ作りを伝えています。

ブランドネームにもなっている「キビソ」とは、繭から糸を取る際、はがした外側のくずや、繰り糸の際にでる糸くずなどを集めて乾燥させたもののことをいいます。
繭から糸を作る際、全体の5%はキビソとして廃棄されていました。その、キビソを使ってブランディングしたのがkibiso(キビソ)です。


会場はこちら!真ん中に置いてある白い固まりがキビソです。

美しく染めあげた生地も沢山展示してあります!!




素材感のあるジャカード織りのストール。


こちらはキビソを使ったアクセサリー。


キビソで作られた馬が会場の壁を走っています。


会場の横ではkibisoの商品も購入可能です!!

展示は6月9日までですので、是非いってみてください。

(高須賀)






以下 日本デザインコミッティーHPより
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この度、日本デザインコミッティーでは、第705回デザインギャラリー1953企画展といたしまして、日本の地域産業を紹介するシリーズ企画「日本の地域産業の今 Vol.3 鶴岡のきびそ・侍絹」を開催いたします。
鶴岡市は山形県に所在する自然豊かな地方都市ですが、昔から米どころとして知られた地域です。
鶴岡に絹産業が興った契機は、士農工商という江戸時代の社会制度の崩壊に伴い、武士階級が失職。国策であった、産業振興により養蚕業に着目し、それを一から手がけ成長させたという経緯が背景にあります。
武士たちが、刀を鋤に持ち替えて、新しい産業に心血を注いだ歴史が今日の鶴岡の絹産業の礎となって、今日に至る訳ですが、最近、注目されているのは、 “きびそ” という素材です。蚕が最初に吐き出す糸ですが、生糸としての扱いにくさから、これまで、それらの多くは廃棄されていました。
鶴岡では、この “きびそ” に着眼し、3年をかけて、様々な商品作りを具体的に試みてきました。
この展覧会では、鶴岡の絹 “侍絹(さむらいシルク)” 、絹製品の一貫生産に地であること、また “きびそ” についてなど、鶴岡の絹産業のこれまでとこれからを紹介いたします。

展覧会概略

  • タイトル:第705回デザインギャラリー1953企画展「日本の地域産業の今 Vol.3 鶴岡のきびそ・侍絹」
  • 会期:2014年5月14日(水)〜6月9日(月)最終日午後5時閉場・入場無料
  • 会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
  • 主催:日本デザインコミッティー
  • 協賛:鶴岡市
  • 協力:鶴岡織物工業協同組合、鶴岡シルク、岡田茂樹(KIBISOプロジェクトプロデューサー)
  • 展覧会担当:須藤玲子
  • 会場構成:小泉誠